C調管用 オカリナで吹くやさしい日本の名曲

題名のとおり、日本の懐かしい童謡唱歌をまとめた本です。

C調管用とあるとおり、全楽譜AC管のみで演奏できます。
アンサンブルもACのみ。

楽譜は特別変わったアレンジはないので、福祉施設の慰問などで役にたちそうです。

伴奏が良いので柔らかな演奏で、気持ちを込めて演奏できそう。

このシリーズでは先にF管用の本を持っていましたが、それのAC管版です。
曲は全く同じではないですね。

ガイド音がないので演奏会でも使用できますが、逆にガイド音欲しいという方には向かないです。

伴奏CDの音源は、さすが林弘子さん監修、音質が良く、ガイド音が入っていませんので、コンサート、発表会等でも使用できます。
この本の伴奏は全てピアノのみです。シンプルイズベストですね。

伴奏音源はガイド音のない中級者向けですが、楽譜は、譜面の読めない方向けにドレミのかな入りです。

とりあえず、この本から2曲演奏してみました。
演奏動画はこのページの一番下にあります。

演奏してみた１曲目「雪の降る町を」。
暗い曲だとは知っていたけど、思った以上に暗いトーンの曲ですね(^^;)
伴奏の暗さが暗さをより一層引き立てています（笑）
この曲のピアノ伴奏、所々、無音になる場所があります。
この部分が気を使わないと伴奏とずれてしまうため、しっかりと心の中で四分音符ひとつにつき三連符でカウントをする必要がありますね。

２曲めは「故郷」アンサンブルです。
この本にはACとACのデュオ用の楽譜が５曲分入っていて、故郷はその中の一曲。
デュオの楽譜で３ページ分あります(^^;)
この本の楽譜では３番で転調し、最後はダイナミックに盛り上がって終わっています。
 ちょっと変わったタイプで演奏会向きですね。
結構好きな楽譜ですが、2ndが低音が多くてしっかり音程が取れる楽器を選ばないと難しいです。最後の音、もうちょっと伸ばしたかったところですが息が続かなくて（^^;)
まだ２曲しか演奏してみてないけど、「糸」のアンサンブル譜も良さそう。今度演奏してみたいです。

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